皆さんこんにちは、ご機嫌いかがでしょうか？
本ブログシリーズは、4回にわたって360度ビューワー作成事例をご紹介しています。
これまでのブログでは、撮影検討や本番撮影、ビューワー作成の様子をお届けしました。
今回はついに最終回ということで、完成品をお披露目いたします！
過去の記事は、こちらからご覧いただけます。
【第1回】お仕事密着！360度ビューワーができるまで！ 撮影計画検討・ロケハン編
【第2回】お仕事密着！360度ビューワーができるまで！ 本番撮影編
【第3回】お仕事密着！360度ビューワーができるまで！ ビューワー作成編
それでは、いってみましょう！
これまでのブログでもご紹介したように、いくつものステップを経てビューワーが完成し、無事に納品が完了しました。
2023年8月31日(木)から、神奈川県秦野市様のホームページにて公開されています。
こちらの360度ビューワーはWeb公開だけではなく、小中学生をはじめとした教育現場において、自然学習や震災学習に活用できるデジタルコンテンツとしての役割も目的の一つとなっていました。
ホームページでの公開直後、2023年9月2日(土)に秦野市内で開催された「震生湖誕生100周年記念式典」にて、市木沢の露頭をご来場者様にご覧いただけるよう、会場で閲覧・体験ブースを設置いただいたとのことでした。
筆者も、当日お伺いしご来場者様の反応を拝見したいと思っていましたが、諸事情により訪問が叶わず...
後日、秦野市様に撮影いただいた当日の様子を共有いただきましたのでご覧ください！
弊社では、これまでに多くの地図や展示コンテンツなどを手掛けてまいりましたが、実際に一般の方々がご覧になる様子はなかなか見られるものではありません。
ご来場者様が360度ビューワーをご覧になっている様子を写真で拝見し、嬉しさとやりがいを感じることができました。
今後も、地震などの地殻運動の痕跡を残す秦野市市木沢の露頭の記録資料や、人々の記憶に残る自然や震災の学習コンテンツとして、ご活用いただければと思っています。
360度カメラを使用して作成されたビューワーは、昨今のコロナ禍で世界中に需要が増加し、今日では様々なシーンで活用されるようになりました。
おそらく、本ブログをご覧の方も一度はどこかで見たことがあるのではないでしょうか。
弊社では360度ビューワーの作成を行うだけではなく、お客様のニーズや活用目的などをしっかりとヒアリングした上で、撮影計画から活用段階を想定しビューワーを作成いたします。
今回は屋外での撮影となりましたが、屋内での撮影実績も多数ございます。
「まだ知られていない地元のいいところをみんなに知らせたい」「もうすぐ終わってしまう企画展をアーカイブしたい」などの様々なご要望にお応えいたします。 本ブログシリーズはいかがでしたでしょうか？
お付き合いいただきありがとうございました！
【編集後記】
第3回の編集後記で触れた「日本百名山」に選ばれた丹沢の山々だけでなく、将棋のタイトル戦で話題となった歴史溢れる旅館や環境省指定の「全国名水百選」に選定された湧水など、魅力あふれる神奈川県秦野市。
実は今回撮影で現地を訪れた弊社スタッフも、その豊かな恵みをいただいてきました。
それは「全国名水百選」に選定された秦野盆地湧水群がもたらす、良質な名水によって作られた“そば”です。
秦野市では、かつて地域の一大産業であった煙草の裏作として作られ、秦野市の名産となりました。
美味しいそばを作るには、良質な水は欠かせないといいますから、秦野市にはおいしい水があることを紛れもなく証明していますね。
登山や温泉といったレジャーだけでなく、おいしいグルメもある魅力満載な秦野市は、とても素敵な街でした！
