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FOSS4G 2015 Hokkaido 参加レポート(第2弾)

2015年07月24日

FOSS4G 2015 Hokkaido 参加レポート(第2弾)を公開します。

2015年7月2日~4日の日程で開催されましたFOSS4G 2015 Hokkaidoの様子を数回に分けて、レポート致します。
前回の第1弾に引き続き、第2弾を公開致します。
今回は7月3日に開催されました、コアデイからレポート致します。
詳細な発表や会場の熱気、楽しく過ごせた雰囲気等全てをお伝えすることは出来ませんが、少しでも感じ取って頂ければ幸いです。

【特別講演】FOSS4Gでシビックハッカーになろう

一般社団法人コード・フォー・ジャパン 代表理事関 治之氏の講演です。
内容は、シビックテックとは何か?シビックハッカー(シビックテックの使い手)になることの意義についてでした。 シビックテックとは、行政と地域住民がテクノロジー活用を通じて社会課題を解決するモデルです。
自由でオープンに使えるFOSS4Gとはとても相性が良く、地域毎の主体性が発揮出来るということで、近い将来、シビックテックによりITも地産地消化するという見解がありました。
『自分達の抱える問題を解決したいと考える人々が、自発的に考え・作成したツールの方が、安く便利なものが出来る』というメッセージは凄く説得力があり、会場の皆さんも興味深そうに講演を聞いていました。

【事例発表】砂場プロジェクターで火山をつくろう

株式会社Will-E元由 勝人氏の講演です。
地球科学の概念を教えることを目的とした、3Dビジュアライゼーションアプリケーション開発の成果を利用したバーチャル砂場についての講演でした。
バーチャル砂場とは、砂場・プロジェクター・microsoft社製Kinectを用いた3Dデプスカメラ・それらを制御するコントローラーで構成された、仮想的な地形と水の流れを組み合わせた非常に強力なシミュレーション可視化システムです。
バーチャル砂場が提供する拡張実現(AR)を通して、ユーザーは砂場で遊びながら実際に地形マップ・等高線・流域・集水域・堤防等の意味を理解し、地理的地質及び水文の概念を学習出来ます。
実際に元由氏に砂場プロジェクターを会場にお持ち頂き、来場された皆様がバーチャル砂場を生で見学・体験することが出来ました。

会場の砂場プロジェクターで投影したバーチャル砂場の画像です。
自身で砂を積み重ねて山を作ると、即座に標高毎に色分けされた画像が投影されます。
また、谷を掘るとその谷に疑似の水が流れます。
砂場の深度情報は、毎秒30フレームでKinectデプスカメラから得られたピクセル単位の情報から、1秒の遅延で30フレームの平均(統計)を元に求めているとのことです。
周りにはバーチャル砂場を体験したい方々で賑わっており、皆さん童心に返ったかのように砂遊びを楽しんでいました。

【基調講演】FOSS4Gが必要な時代がきたかもしれない

OSGeo財団日本支部嘉山 陽一氏の講演です。
FOSS4Gの重要性についてをメインとして、講演が進みました。
以前はコストの問題により技術情報がオープンではなかったが、現在はソフトウェア費用の低減と情報開示の決定打となったオープンソースの出現によってITの大衆化・低コスト化が進み、誰もがプログラムを学べるようになったので、そうした時代の流れからOSGeoとFOSS4Gは地理空間情報分野のモダンIT担当になるべきとのことでした。
モダンITとオープンソースの重要性について詳しく説明して頂けたお陰で、オープンソースについての理解がとても深まりました。
また、今年の9月14日~19日に韓国のソウルで開催予定のFOSS4G 2015 Seoulの告知もあり、興味がある方には是非参加してほしいとのことでした。

【基調講演】Mapping protected areas using open source QGIS and R

FOSS4G KoreaByeong-Hyeok Yu氏の講演です。
K.N.P.S(韓国国立公園へのサービス)の紹介、オープンソースGISの組織について、QGISやRのアプリケーション活用例についての講演でした。
韓国では2300名程、国立公園の維持活動をされている方がいるそうで、Yu氏は彼らの為のQGISマニュアルやQGIS教育コースの作成を行ったそうです。
Yu氏は講演の中で沢山のFOSS4Gに関する事例を発表されていました。
3Dマッピングでドローンを使うOpen Drone Mapの紹介では、実際にドローンを飛ばした際の地表を撮影した写真があったので、とてもわかりやすく、強く印象に残った方も多かったのではないでしょうか?

【事例発表】Geopaparazziを持ってフィールドに出よう

北海道後志総合振興局 森林室喜多 耕一氏の講演です。
Android用の地図ソフト、Geopaparazzi(ジオパパラッチ)の紹介でした。
Geopaparazziでは、オンライン・オフライン問わず地図を使用することが出来るので、電波の通じない山奥でも活用出来るということでした。
現在位置での情報をテキスト写真スケッチで記録が出来る、ノート機能があるのですが、更にjsonを用いて細かく設定が出来るカスタムノート機能もあることに驚きました。
GeopaparazziSpatialiteというGISデータを表示することも可能で、とても多機能であることがわかりました。
魅力的な地図ソフトだったので、一度使ってみたいと思った方も多かったのでは?と思います。


次回レポートは、ハンズオンデイについてレポート致します。

FOSS4G 2015 Hokkaidoのその他のレポート

FOSS4G 2015 Hokkaido 参加レポート(第1弾)
FOSS4G 2015 Hokkaido 参加レポート(第3弾)

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