FOSS4GとはFree Open Source Software for GeoSpatialの略で、オープンソースの地理情報ソフトウェア(GIS)群です。
オープンソースソフトウエアの地図利用に特化したものを言います。
代表的なソフトウエアの一例を挙げます。
QGIS | QGISは使い勝手のよいオープンソースの地理情報システム(GIS)です。 Windowsをはじめ、Unix(Linux)、MacOSX上で動作します。 操作性も良く、各種のベクタ/ラスタフォーマットとそれを操作するコマンドで構成されています。 参考サイト:http://www.qgis.org/ |
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MapServer | 地理データから複数のレイヤーを重ね合わせ、地図を描画するためのWebGISエンジンです。地理データとして点や線、ポリゴンなどのベクターデータと画像などのラスターデータを使用することができます。 参考サイト:http://mapserver.org/ |
PostGIS | PostGISはPostgreSQLオブジェクト関係データベースに地理オブジェクトの取り扱いを追加したものです。MapServerやGeoServer等のWebGISエンジンと接続して使用されます。 参考サイト:http://postgis.net/ |
OpenLayers | OpenLayersはWebブラウザで2D地図データを表示する、JavaScriptで作成されたオープンソースライブラリです。Googleマップ、Bing Mapsのような、Webブラウザ上で動作する地図アプリケーションを構築するためのAPIを提供しています。 参考サイト:http://openlayers.org/ |
Leaflet | OpenLayersと同様にWebブラウザで2D地図データを表示するためのJavaScriptライブラリです。HTML5とCSS3に対応しており、OpenLayersやGoogle Maps APとともに人気のあるJavaScript地図ライブラリの一つです。 参考サイト:http://leafletjs.com/ |
Cesium | CesiumはWebブラウザで3D地図データを表示する、JavaScriptで作成されたオープンソースライブラリです。Google Earth Enterpriseの2015年のサービスを終了に伴い、人気が出たライブラリです。参考サイト:https://cesiumjs.org/ |