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【道路交通センサス×GISMAP for Road】道路交通センサス情報をベクトル道路地図データに紐付け可能!

道路交通センサス×GISMAP for Road 道路交通センサス情報をベクトル道路地図データに紐付け可能!

「令和3年度全国道路・街路交通情勢調査」の結果が発表されたことに伴い、これまでに弊社で提供してきた自社データベースと、調査結果を掛け合わせた商品についてご紹介いたします。

全国道路・街路交通情勢調査とは?
国土交通省道路局が主体となって日本全国の道路と道路交通の実態を把握し、道路の計画や建設、管理などについての基礎資料を得ることを目的とした統計調査のことで、通称「道路交通センサス」と呼ばれています。
一般交通量調査と自動車起終点調査を実施し、調査結果は現在の道路の使われ方、道路整備の現状などを把握し、道路計画の策定や道路の維持・修繕等に活用されています。
調査対象の道路は全ての高速自動車国道や都市高速道路、一般国道、都道府県道(主要地方道(指定市市道)、指定市の一般市道の一部を含む)です。
調査は概ね5年ごとに実施され、現時点での最新版は令和5年6月30日に発表された「令和3年度版」となります。



GISMAP for Roadとは?
弊社で提供している日本全国を整備したGIS向けベクトル地図データベース「GISMAP」シリーズの1つです。
GISMAP-25000Vをベースに作られておりますが、GISMAP-25000Vとは道路属性が異なり、DRMデータベース(※1)の互換となる道路データを格納したベクトルデータとなっているため、道路管理システム用データベースとして最適なシリーズです。
※1:(財)日本デジタル道路地図協会が提供する「全国デジタル道路データベース」。全国均一の最も信頼できる道路データベースとして、多くの分野で活用されています。




1. センサスマッチングについて

道路交通センサス(CSVデータ)とGISMAP for Road(道路ベクトルデータ)をプログラム処理で掛け合わせることを言います。
センサスマッチングを行うことで道路交通センサスを属性として保有した、交差点区切りの道路ベクトルデータ(Shapefile形式)が完成します。
文字のみの道路交通センサスデータが道路形状を持ったベクトルデータに変換されることで次項に挙げられるような活用が期待されます。




2. マッチングデータの活用方法について

マッチングされたデータは次のような事例で活用することが可能です。

  • 交通量図(印刷図)
    各都道府県や各政令市で作成される「全国道路・街路交通情勢調査表」に付随する「交通量図」の地図作成にGISMAP for Roadセンサスマッチングを活用することができます。
    GISを用いて路線ごとの12時間交通量や24時間交通量を旗揚げ表示することが可能です。
    手作業での入力時間が軽減されるため、作業効率の向上に繋がります。
  • 道路維持管理システム
    システム内部の基盤となる地図データとして活用されています。
    交差点区切りのデータになっているため、路線ごとに行われる日常点検などの道路維持管理における地点登録やデータ解析などにも活用できます。
  • その他
    GIS向け道路ネットワークデータとして、GISを使用した様々な交通系解析・シミュレーション(時間ごと混雑度解析、最短経路探索など)にも活用できます。


3. 納品までの流れ・納品形態について

ご使用予定のデータ範囲をご指定いただければ、弊社にてデータをご用意させていただきます。

納品範囲の設定→データ変換・マッチング→データ納品

4. 販売価格について

エリアごとに下記価格でご提供いたします。

全国 ¥3,500,000
各地方単位/北海道 ¥2,400,000
都府県 ¥1,100,000

※いずれも消費税別です。
※上記の販売価格は、地図データ使用(ライセンス)料とマッチング作業費を含みます。

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