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Cesiumとは?基本的な使い方とメリットを詳しく紹介



3D地図は地形や建物を把握するのに大変便利なツールです。
3D地図を事業に取り入れてみたいという方も多いのではないでしょうか。
しかし種類が様々で、どれを使えばいいのか迷ってしまうかもしれません。
今回は Cesium という3Dビューワーエンジンを詳しくご紹介いたします。











1. Cesiumとは?
Cesiumの基本的な機能について紹介いたします。

Cesiumって?
Cesiumとは、Cesium jsとCesium ionによって構成される3Dのビューワーエンジンです。
作成された3Dのデータは、まずCesium ionにてストリーミング用にタイリングされ、Cesium jsによって地図として実際に表示できるようになります。

Cesium js:Webブラウザ上で3Dマップを表示するためのJava Scriptライブラリ
Cesium ion:3Dデータをストリーミング用に最適化(タイリング)し、配信するサービス

Google Earth APIとの違い
Google Earth API と異なる点として、まず挙げられるのがオープンソースである点です。
商用アプリと違い、誰でも3Dのデータを作成し地図表示させることができます。3Dデータに対応した、さまざまな機能を組み込むことができます。
また、Google Earth APIでは難しかった、立体地図から平面地図への切り替えが可能になることから、人や物の移動などの時間変化を非常にわかりやすく地図上に表示させることができます。
他にも、CesiumはプラグインなしでWebブラウザに2D・3Dの地図を表示させることができるなど、誰でも手軽にシステムを扱うことができます。




2. Cesiumで何ができるのか
Cesiumの機能を活用することで、どのようなことが実現できるのかについて紹介いたします。

ドローン測量と組み合わせて高水準で3D化
ドローンによる測量を行うことによって、面積や距離などをより正確に把握することができます。
また、カメラの向きや撮影時の位置などから、撮影エリアの三次元の位置情報を取得することもできます。そのため地図上のデータに航空写真を組み合わせたCesiumの3Dデータよりも、ドローン測量で取得した画像データを組み合わせた3Dデータの方がより精密な3Dマッピングを行うことができます。

更に、Cesiumは地図上にさまざまなデータを随時追加することができるため、測量を重ねることで前回測量時のデータとの比較をより詳細に行うことができます。
このようなCesiumの特徴は、災害現場の検証に役立つほか、教育現場での地理学習の内容をより深めることに繋がる可能性を秘めています。

3D地図上に図形を表示
Cesiumでは地図上にポリゴンやボックスなどの図形を表示させることができます。
複数の図形を表示することもでき、異なる形状の図形も表示することができます。
これにより、より複雑で精密な3D地図を表示することができます。
表示させた図形にさまざまなデータを組み込むことによって、用途ごとに3D地図のデータを応用させることができます。




3. Cesiumのメリット
Cesiumの独自のメリットについて紹介いたします。

時系列で表示可能
Cesiumでは地図上に対象図形などを時系列順で表示することが可能です。
そのため、鉄道を実際に地図上で走らせることができるほか、自然災害時の防災シミュレーションを行うこともできます。
これにより、都市計画がより精密に行うことができるほか、防災マップの作製などを正確かつ容易に行うことができます。過去の自然災害などの検証も正確に行うことができます。

端末を選ばず使用可能
Cesiumは使用する際の端末を選ばずに使用することができます。
ただしWebGL(ウェブブラウザで3Dのコンピューターグラフィックを表示させるためのもの)に対応したブラウザである必要があります。
場所を選ばずに使用することができるため、用途の幅が広いことは大きなメリットであるといえます。

随時アップデートされる
Cesiumはバージョンアップが活発なライブラリであり、随時アップデートされることでバグの修正や新しい機能が追加されていきます。
既に点群データ表示やVR、Leapmotionや地下空間データなどに対応したプラグインが存在しており、今後Cesiumを使って地図上に表示できるものが増えていくことが予想されます。
対応している機能の組み合わせにより用途に合わせて3D地図の仕様を変更することができるので、用途に特化した3D地図を作成できます。




4. まとめ
Cesiumとは、誰でも手軽にブラウザ上で表示することができる3Dビューワーエンジンです。
さまざまなデータを平面地図に組み込むことで、より精密で複雑な立体地図を作成することができます。
また、地図内で複数の図形を表示させることができ、時系列順に移動させることも可能です。
そのため、人や公共交通機関の移動のシミュレーション、災害時のシミュレーションなど、都市計画について考案する際に非常に有用なシステムであると言えます。
他にも、端末を選ばずに使用できる、アップデートが随時行われるなどのメリットが存在し、今後さまざまな場面で活用することができるシステムであるといえます。


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